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とうとう、この日がやってきてしまいました。 アップル&ペアーズ、12年ぶりの再結成ライヴ。
正式な形での再結成は、解散以来、これが初めて、ってことで。 11月の発表に前後して、リハーサルを開始したメンバー。 いきなり本番はキツい…ということで、実は12月23日に、シークレット・ライヴを敢行! 岡田くんの所属するThe Young Folks主催のイベントで、3曲を演奏しました。 その日の様子、当サイトではレポート出来ず…。ごめんなさい。 磯山くんのブログをご覧下さいね。
1. When the Summer is Through 2. ロングコートとハンチング 3. NIGHT BEAT 更にリハーサルや曲作りを重ねてゆき、1月15日には13年ぶりにレコーディングを行いました! プロデューサーに石田ショーキチ氏を迎え録音された新曲「Roadster 〜ロードスター〜」は、ライヴにお越し下さった皆さんにプレゼントするべく、創られたもの。 皆さんへの最大級の感謝の気持ちを込めた歌詞には、これまでに発表した曲のフレーズが散りばめられています。 ちなみにこのCDのアートワークは、「DAYS」〜「夜を越えたい」のデザイナーである、ミナトレイジ氏。 可愛くて素敵なデザイン、ありがとうございました! レコーディングの後も、リハーサルだけでなく、諸々の確認や準備で大忙しだったメンバー。 それは前日の深夜まで、続いたのでした。 |
さて、当日です。 まずは岡田くんが会場入り。 一息ついたところで、曲順表を書き始めます。 3バンドの出演ということで演奏時間に限りがあり、泣く泣くスタメン落ちしてしまった曲も、たくさんあったとのこと。 そして。 気になる1曲目は、「きんいろのかけら」。 …そう、結果として最後のライヴとなってしまった2000年8月18日、ここCLUB Queでの、幻のアンコール曲です。 演らなかったアンコール。 その後まさか解散することになるとは、その瞬間はメンバーの誰一人として、夢にも思っていなかった。 あらためて解散ライヴを行ったわけでもなく、解散しましたというお知らせだけで、皆の前から姿を消してしまった自分勝手なバンドが、アップル&ペアーズでした。 今日はあの日の、アンコールでもあるんです。 少し遅れて、磯山くん・永井くん・英くん、会場入り。 楽器の他に、プレゼント用のCDもあるので、かなりの大荷物! 皆で、手分けして搬入します。 …そういえば昔、ローディーやトランポの皆さんに 「a&pって何でも自分達でやっちゃうから、僕達の仕事が減っちゃうんですよね」 って、よく言われたっけな…。 何年経っても、変わらないんですね(笑)。 そうこうしているうちに、セッティング開始の時間。 それぞれ、テキパキと準備してます。 …テ、テキパキとジュ、ジュンビ…しているハズ、なんですが…(汗)。 スタッフがカメラを向けると、永井くん&英くんは、すぐにヘン顔をしてしまうのです。 カメラは見なくっていい、って言ってるんですけどね(笑)。 さすがに演奏が始まると、カメラは気にならないようですが。 ちなみに、岡田くんは、いつ・どこから・どう撮っても、全く意に介さず。 磯山くんは、時々チラッとカメラを見て、たまにポーズをとります。 これ、まったくもって、当時のまま。 変わらないなぁ…と、こんなところでも、しみじみ。 |
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セッティング始まりました! | サウンドチェック開始! | リハーサル始まったぞー! |
リハーサルが始まりました。 細かいところを確認しながら、丁寧に。 そして、普通に。 …そう、普通なんです。いつもの風景というか、昨日の続きというか。 12年ぶりとか一夜限りとか…そういうことが分からなくなってくるくらい、ごくごく日常な感じで、リハーサルは続きます。 |
新曲「ロードスター」。 みんなはなんて言うかな。喜んでくれるかな。 …そんなことを思いながら、聴いていました。 気がつきましたか? CDとは、少しだけ歌詞を変えて歌っていたことを。 |
最後にオープニングの確認をして、リハーサル終了。 さぁて、のんびりしている場合じゃありません。 このまま開場準備→開場→ライヴスタート、です。 a&pは、3バンド中トップの出演。 メンバーは楽屋で、本番へ向けてのスタンバイ。大忙しです。 レッドブルを飲んでいたのは、磯山くんだったかな…? |
開場。 懐かしい顔や、関係者の方達が、続々と。 皆さん、とても嬉しそうに見える。 …あまりにもたくさんの方達が来て下さって、ろくにご挨拶出来ず、申し訳なかったです。 それにしても。 みんなも、ちっとも変わってないね。 5分ほど押して、ライヴがスタート。 ホールはお客さんでいっぱい! 久しぶりの人、現役当時はライヴに足を運べなかった人、解散後にa&pを知った人…。 めいっぱいの愛情に溢れた会場は、とても暖かく、やさしい空気に包まれていました。 a&pって、こんなにも愛されていたんだな。 …それは、きっとステージ上の4人が、一番感じていたんじゃないでしょうか。
2. 木曜の9時に逢いましょう 3. 風に失くした言葉 4. イエロー〜スクリーン 5. 45 r.p.m 6. ロードスター 7. When the Summer is Through 8. 月に浮かべ 9.ときには空 10. NIGHT BEAT 予定時間を大幅に押して(笑…いえ、スミマセンでした)、12年ぶりのa&pのステージは、幕を閉じました。 ちょっとしたアクシデントもあったけれど、帰って行くお客さんの顔は、みんな晴れ晴れとしていて。 ああ、良いライヴだったんだなぁ…と、それだけでわかったような気がしました。 この日を迎えることができて、本当に良かった。
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