a&p in L.A.!!



28日(金)

岡田くん珍しく早起き。こういう日の運転は気分がいいだろう。
昨夜L.A.Weeklyを見ていて何とホリー&イタリアンズ(ホリー・ヴィンセントという女性シンガーが率いる80年代のグループ)の再結成とアイ・ライナーズ(今、注目されている女の子3人組のガレージ・バンド)の共演を発見した岡田くん、今日のライヴ見学はこれに決定らしい。
いや待て、今日のI.P.O.はフィルのバンドが出るんじゃ無かったっけ? ライブハウスに電話してそれぞれのバンドの出演時間を聞きまくる、そしてどう考えてもギリギリのスケジュールを組む。しかし岡田くんにはアメリカが味方についているんだから、もしかすると万事上手くいっちゃうのかも、とわずかな期待をする。
その前に、明日帰国するa&p一行は今日中にやり残した事を済まさなければならない、忙しいぞ。まずはハイランドアヴェニュー沿いで写真撮影&ビデオ撮影、せっかく来たんだからお仕事もちゃんとネ。その後、みるみるうちに増えてしまった荷物を船便で送るために郵便局へ行くが、上手く通じず、時間を取られる。そしてメルローズで最終買物、ここまで来ると後悔しないためにみんなしてヤケになって買いまくる。磯山くんは最近すっかりガイコツアイテムに夢中で、指輪だチェーンだブレスだとガイコツコレクターと化しているのだが、ガイコツ屋を見つけてすっかりはまっていた。そのうち「ガイコツになりてぇ〜!」などと言い出すんじゃないか?! 岡田くんゴーゴーズ(80年代に大ヒットを連発したガール・グループで同時期のナックと並び岡田くんにとってはまさに憧れのL.A.!を代表するグループのひとつ)のバッジ(G.のジェーンのパーソナルコレクションらしい)を発見、サンタモニカブルバードへ行きギターセンター先のレコード・ショップではスコア・ブックも発見、もちろんゲット! 岡田くん、ゴーゴーズ三昧。ブラック・ミュージック・マーケットで英くんペダルを購入。そして最後の心残り、バーボン・ストリート・シュリンプのお姉ちゃんに会いに行かなくては…いや、シュリンプを食べに行かなくては!ということでお姉ちゃんを眺めながらシュリンプをほおばってお腹も心も満足。
そしてとうとう岡田くんの無茶なライブハウス・ハシゴ・スケジュールがスタートする。
センチュリー・シティーを経て今日のライブ会場ガレージへ。このガレージというライブハウスは今回見てきた会場の中で一番ライブハウスっぽい(I.P.O.の会場はみんな小綺麗なホール)で、ちょっとコワイ、でも現実味があって気分がいい。そして注目のライブだが、アレだけ楽しみにしていたのに、岡田くんは気に入らなかったらしく、イライラ&しょぼん。結局このガレージのライブが押してしまって、a&p一行はダッシュで次の場所シルバーレイクのスペースランドへ向かうことに。間に合ってくれ! みんなマジで走る!! 走る!! 走る!! …が、しかし、フィルのステージには間に合わず、そしてフィルも帰った後。最後の最後に大失敗。アメリカは岡田くんを見捨てたのか?!
ああ、明日はもう帰らなくちゃいけない。かなりしんみり。

ハイランドアベニュー

買物中の磯山くん、将来について考える

疲れたらちょっと休憩

アメリカ人は明るい

変なアメリカ人もいる



29日(土)

岡田くん、最後の運転ヨロシク。
ということで最終日、アイホップで朝食。何故か私だけ子供用の椅子を用意され、一人だけ座高が高くて恥ずかしい思いをしていたら、となりのテーブルの女の子が「あたしの椅子と変えてあげるよ」と言って椅子を交換してくれた。なんてかわいい、なんて優しい、もう帰りたくなかった。その後、そのまま空港へ。
時間になるまでロビーで一休み。ハンティントン・ビーチのスターバックスで”フローズンモカ”を飲んでから、日本とは全然違う美味に心奪われていた岡田くん磯山くんは、ここでもフローズンモカ。でも、この味ともこれでお別れ、帰りたくないよね。ここに来て、片言の英語ながらもみんな不思議なくらい通じるようになったというのに、帰らなくちゃいけないんだな。
最後に空港からフィルに電話をする。岡田くんが「昨日はゴメンね」って言ったら「Sure man !(当たり前だ、コイツ!)」と言ってイジケていた。結局、パーティの日以降フィルと顔を合わせないままになってしまった。つい、こっちもイジケ気味になってしまう。元気でね、フィル、みんな。
そして日本へ向けてジェット機は離陸。

アメリカのキッズはかわいい

フローズンモカと水着のおねえちゃん



広くてまっすぐな道

アメリカでの思い出は全部覚えてる


30日(日)

気が付けば10時間の間に日付が変わってしまった日本へ到着。
アメリカも暑かったが日本も暑いな。
しかし、この湿気はなんなんだ?頭がクラクラする。
そして、それぞれの思いを胸に自宅への帰途につく。



総評:
ヨコカワに託した長い遺言は結局無駄になったと言うことと、B'zの稲葉さんには騙されるな!ということ(←訳わかんないでしょ?いいの、いいの!)。

またみんなで来よう、絶対